人は猿から進化したといわれている。だから片麻痺のリハビリでモンキーウォークで歩きなさいとPTから 指導を受けた。中腰で歩けと言われたが、足の突っ張りが強くてとても歩けたものではない。反張膝なので、どうしたら良いかと聞くと、やはりモンキーウォークをすすめられた。チンパンジーのように歩けというのだ。なるほど。膝を曲げて腰を落として歩く練習を徹底すれば反張もなおりそうな気がする。ただし突っ張りが軽度の場合なら有効かもしれない。が強い突っ張りだと不可能だ。反射がすごくてビンビン跳ね返ってくる。まるでアキレス腱がピアノ線でできているかのようである。
  後遺症の代表的な もので内反と尖足がある。内反は足裏が内返りするので着地ができない。かろうじて縁の部分で着地するがくじく危険性がある。


 
    
   足首が垂れているので、前方に振り出せず、足を外にぶん回しながら歩くことになる。
写真で見るとわかるが、健足にすべての体重がかかるので腰痛の原因となる。


   <シフォンタイプ>
尖足の矯正、中程度

   
 
歩行訓練については病院のリハビリで訓練士の指示に従う。

自然治癒の回復が、み込めるのは発症後180日程度とされている。それ以降は完治の見込みはないと言われているので自主訓練となる。地域によってはリハビリセンターでリハビリが受けられる場合もある。

尖足というのは足首のコントロールがきかず垂れたままなので、つま先が引っかかって足の振り出しができない。



内反と尖足を矯正するために補装具というものを履いて歩行訓練をする。

<短下肢装具>
内反・尖足の矯正・重度


<リーストラップ>
内反用、軽度




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